月別アーカイブ: 2016年12月

12月27日(火) 雨

昨夜から雨、今年の雪はどうなんだろうか
かまきりが高いところに卵を産み付けると大雪といわれるけども
今年は地面で発見、う~むって感じ

餅を搗いた
3臼
栃餅1つと、うる餅2つ
うる餅は、糯米とうるち米を入れて搗くので「ぼろ餅」とも呼ばれる

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粒々の残る食感が好きで、必ずうるち米を入れるんだけど
今年は蒸し方が今一つだったか、うるちが硬くなってしまった
干し飯みたいなんが入っている感じ
来年は、もっと調べようと思った
去年はどうやって成功したんだか忘却
もう、何でも書いておかないとムリ

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12月も半ば、鬼皮を剥いて栃の実を晒しにきたところ
籠に入れた栃の実が流されないよう、木に紐を結わえさせてもらう

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一週間晒す
その後、木灰で灰汁抜きして搗く
 
昨年は、渋皮を剥いてしまって風味が抜け、優しい味となり
あの手間は何だったのかと

今年は渋皮を剥かずに搗いた

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3

長い間いただいてきた栃餅の香りと風味が出て
嬉しいのなんのって

木曽上松の栃餅なのかな

地域によっては、渋皮も剥くそうでした
ここのこれこそがというよりも
土地に合った作り方の作りなれたそれが、美味しいよね

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砂糖醤油でいただきます
くるみ垂れもおいしいそうなので、作ってみようと思っているところ
えごま垂れもありかも

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白は、これ
搗きたて餅のおろしあえ

普段は、ただ醤油漬けて食べてます

2016年、ありがとうございました
皆様、どうぞ良いお年をお迎えください。

 

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餅入りキムチ雑炊でございます。

 

 

12月14日(水) くもり

 

教室で作る籠の作り方は、大方うちの竹籠と同じで補強も入れます
1つ違うのは、ヒゴの厚さ
薄くします
薄いほうが作りやすいので、そうしています

教室では当縁(あてぶち)で作るかごが多いです
当縁といってもそこまでの工程が分からないと想像つきにくいと思いますので
工程を少し書きますね

多くのかごは、底面から編み始めます
平たく底面を編み、立ち上げる編み方を用いて立体にし、胴体部分を編む
そして、欲しい高さの寸法まで編み上げます

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底を編んで立ち上げ、胴体部分を編んでいるところ

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編み終わったら、余分なヒゴを切り落とします

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ここから縁の取り付けがはじまります
(5年前の教室の説明書より)

 

【 縁の成形 】
竹かごは縁が要で、ここがしっかりしていると長くもちます
(5,60年前くらいの古物の籠でも、縁がしっかりしているのはまだまだいける様相を醸しております)


「 当縁 」
とは
縁の成形の一種で、胴体部分に外縁と内縁とを当てて挟んだ縁の造作
 
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当縁にも種々ありますが
課題に添って説明しますね

胴体を縁で挟むと、上に胴体の厚さ分の隙間ができます
そこを見せない手法の一つとして

「芯巻き」
柾割竹というのを隙間の上に置いて、それを籐で巻きつぶします

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網代の場合は、そこにもう一つ「しずく巻き」を追加します

「しずく巻き」
網代は籐を通す穴がないので、千枚通しなどを火で熱し、縁の直下の胴体網代部分に穴を開けて、籐を通せるようにします
籐を通しても穴が見えるので、その穴を隠すために、竹を一本通して「しずく巻き」をほどこしながら胴体に縁を装着します

 

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こうして縁を取り付けて籠ができます

ヒゴを取り(6割) : 底から編み始めて胴体を作る(3割) : 縁を成形(1割)となります

教室の皆さん、市場で籠をご覧になるとき、底を必ず見るようになるんですね
どうやって編み始めているのかと
どういうヒゴをどれくらい使っているのだろうかと
籠の見方が変わってきたと、よく聞きます

私も底を拝見いたします
ぱっと見て縁が美しい籠は、やはり底も美しいです

さて

教室を始めた当初

縁は、柾割竹を使っていませんでした

巾の広い籐を、縁の隙間に置いて、流し巻きという手法をとっていました

この方が、作るのも容易で、ヒゴを取る手間もいらなかったもんですから

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これです

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こうした巾の広い籐を切って、隙間に置きます

そうしたら、だんだん手早くなってこられて、教室の時間が余るようになって
こちらが焦り

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柾割竹を作り

芯巻きで籠を作ってもらうようになったのでございました

これで、縁の説明を終わります

読んでくださって、ありがとうございました

ヒゴ取りの様子は竹工芸閑のHP → 仕事 → ヒゴをとる
をご参照ください

 

 

12月13日 あめ

早朝はあられが降っていましたが、雨になりました
12月の雨は冷たいです
ユーミンの冷たい雨って何月だったんだろう
冷たさが違うか

たまには、竹かごの説明をば

うちの竹仕事の場合、籠を作る工程の割合は、ヒゴ作り6割 : 編む3割 : 縁の成形1割といった配分です

教室の課題だとわかり易いかなと、それを兼ねて説明してみます

来年1月から3月までの計5回で作る冬の教室
A・B2つの内、好きなほうを作ります

A 網代の角かご
三本網代(三間網代)
三本すくって、三本押さえる編み方
底面は、長桝網代(ながますあじろ)と呼ばれる編み方で、縫物でいうマチを編んで作り、立ち上げます

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紐を取り付けるとショルダーになります
古い帯紐です

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  • 上部にある籐の紐通しの取り付け場所を背面にすると、ウォールポケットになります

  • 紐通しが切れないよう、内部に皮をいれて上から籐を巻き、皮を隠します

  • 竹かごは底の角が弱く、編んだままですといつか破れる不安がありますので、保護するために4つの角に虫巻きという籐かがりを施します

 

B 四ツ目の角かご

四ツ目編み

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直径26cm四方です

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持ち手は、持っても手が痛くないよう角を落とし、重い物を入れて重さを逃がせるよう3本手にして、その上から籐を巻き厚みをもたせます

自分は野菜の収穫に使っていて、重くて手が痛くならないほうが嬉しいので、3本手は譲れませんのです

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  • 底の角、これも直接地面に触れないよう補強をいれます
    ざくっとした籠なので、補強もバランスをとって太目にします

  • 真ん中の持ち手と縁が交わるところに竹釘を打ち、手が外れないようにして、その上を籐で十字縛りをして見目を整えます

なんだか竹かごの説明というより、成形の補強の説明になってしまいました

冬の教室も6回目になります
皆さんどんどん手早くなって、これ時間より早く終わったらどうしよと焦ります
こちらもあの手この手で頑張っております

次回は縁をアップします

 

 

 

12月10日 はれ

昨日は曇天、少し雪が舞っていました

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晴れると、気持ちいい

 

とりいそぎの業務連絡です

「冬の教室」
申込みが10名になりました
開校いたします(追って連絡いたしますね)

ここで締め切らせていただきます
10名を超えると、寒い中来てくださっているのに行き届かなくなってしまい申し訳ないので、どうぞご了承ください

「冬の教室」はこの冬で6回目、1.2.3月の3ヵ月で、竹籠を作ります
松本でやっているレギュラー教室のキャンセル待ちをいただいていたのですが、入れないから冬限定でやるのはどうでしょうと言われてはじまりました

ですので募集は、キャンセル待ちの方に案内する事から始まりました
今では、ご紹介くださった方や、折々にお声がけいただければ募集要項をお送りしています(毎年12月初旬ごろ発送)

再来年の冬の教室募集要項(来年12月郵送)をご希望の方がおられましたら、どうぞご連絡をください。

 

12月4日(日)銀杏拾い

銀杏を拾いに行った

銀杏が好きで時季がくれば買うのだけれど、よもや自分で拾いに行けるとは

「バケツとゴム手とビニール袋を持ってくるように」
籠とかいらない?色々あるよ
匂いが付くよと言われ、やめておく

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午後1時、3時を回るとわらわら寒くなるので昼日中に行く

子供の頃は銀杏の匂いがムリで、食べても何がおいしいのかわからなかった
この年齢になれば、ほろ苦さとぬちりとした食感の旨さが先にたち、匂いはどうでもよい
それと銀杏の翡翠色、あれを見ると幸せな気になる

バケツに銀杏を入れ
すぐ傍にある用水路で洗う
絶妙の位置関係

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風越山からの水だそうだ

ほぐして洗って流すを繰り返すと、種のみが残る
洗いながら籠屋のさが、種が落ちないくらいの穴の籠を使えば、揉めば実は剥がれて流れ、種は残って都合いいなと考える
匂いが付くからそれくらいのメッシュの袋がいいか
芋洗い籠などは、あれほんときれいに泥が落ちるんだろうな

籠ってそうして仕事の道具として余計な物は省かれて美しい形になっていった具現の美やなとか考えながら、二人並んでざぶざぶ洗う様はアライグマでした

帰って早々に煎る

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夜は銀杏飯とお菜の醤油漬け、大根味噌汁、砂肝とセロリの炒め物、それと卵焼きでおかずはさっぱりしたものに

そうして今朝、外に干しました

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昨日持って帰って、ざらざらと籠に開けた、匂いが染み込んだかもしれないと今頃ドキドキしている
新聞紙敷いたほうがよかったかも