月別アーカイブ: 2017年4月

4月27日(木)タペストリーを作る 3・編み

編みです。
ヒゴを取り、染め、そして編む。

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編み目の横幅は15cm、これで決まりです
これが上下へと長くなっていきます

模様出しと寸法は、エクセルを使います。エクセルを使う前は、実際に試作を繰り返していました。だからエクセルに入力できたような気もいたします、面白い。

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最初は違う編み目を考えていましたが、上がったヒゴの色で実際に編み始め、その雰囲気をみて編み方を変えることにしました。
設計図がないのはそういう案配だからで、ながら作りとでも言いましょうか、そんなです。
飯島もそんな感じなのかなあ、仕事場が別なのでよく知りません。

当初タペストリーとして考えて、編みに添わせて木枠を作って全長120cmの予測でしたが。
この編みになると、相対的なバランスを考えて60cmくらいかと思ったり。
結局、編み上がりを見て、木枠との余白やバランスなど考えて、仕上げるのでした。

タペストリーというより壁飾りになるかなあ。

ながら作りですな。

次回は、埃つけ(ほこりつけ)です。
編み上がった編組に、埃(ほこり)と呼ぶ粉を刷り込み定着させます。
埃の材料は、胡粉・弁柄・松煙を配合して使っています。

 

 

4月23日(日)タペストリーを作る2・染め

タペストリーを作る、染めにはいりました(1はこちら

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数種類の籠のヒゴを、まとめて染めます
これは照明やバッグなど装飾物の染めです
染料を調合して溶かし、ヒゴを入れて煮沸
ヒゴの段階で染める事を先染めといいます
籠になってから染めるのが後染めです

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たとえば黒色を出したい時
まず、他の色に染めます
染めた後乾かして、また染める
最低3回は染めて干して、欲しい色目に近づけていきます

作る物によって出したい色が違いますので、ヒゴをそれぞれ「紐」で結わえておいて煮沸から引き上げるタイミングを変えて色目をはかります

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一度染めの後のヒゴ
天日で乾かします

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タペストリーのヒゴ
細くて薄いので、屋内干し
外だと飛んでいっちゃうのです

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二度目の染めを施して乾かしているところです
この後もう一度染め、欲しい色が出たら編み始めます
出なかったら、もっかい染めます

一度染めで黒を出すこともできるのですが、ペタっとして色気がないので何度かに分けて染めます
色気きた!という案配になるまで、4、5回染めたりします
黒だと紫がかった黒が好きです

煮沸をずっと見ていて、瞬間にきたりします

次は編みになったら、アップします

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アスパラきた!!

 

 

4月18日(火) 雨のち晴れ

そろそろ「薹のたった蕗の薹」が生えているかもと山の奥に行きました
薹経ちの茎と、竹輪、椎茸などを一緒に煮るとおいしい

奥は山の獣の生息地、もう熊も起きているやもしれぬ
一人は怖いので見張り役の飯島と車で行く500m先

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水がきれい

蕗の薹は薹がたっておらず、まだまだでした

せっかくだから蕗の薹を摘む

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「薹のたった蕗の薹」はなかったので昨年の画像をば

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これです
はやかったわ

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帰り道々、森閑とした山の中が美しい

蕗の薹は、天ぷらにしました

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お初の一個がおいしい
香りがとても

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さて見張り役は、車からおりません

車の戸と窓をきっちり閉めて待機

そして多分

寝ているんだと思います

見張りませんので

見張り役ではなくてね

護符です。

 

 

4月14日(金) タペストリーを作る1・ヒゴとり

インスタで、料理の仕事の方が道具をあげていて、何に使う道具だか分からないんだけど、普段に使う使い勝手の良い何かなんだと面白く。
誰しもがその仕事で当たり前なような、それでいて知らない道具を使っているんだろうなと、ふと。
うちなど道具をアップしようと思うと大概は刃物にする、格好良いからね。
でも道具はとても沢山あるのです。

そこで、仕事の普段をアップしてみようと思いました。

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「ヒゴを束ねる紐」

タペストリーを作ろうと思っています。
飯島にヒゴの幅と厚みと本数をA4紙に書いて渡す。
設計図はありません。
広告の裏に書いてもよいのです、数字のみですから。
タペストリーを作るという事だけ伝えます。

ヒゴ取りを頼んでいる間に私は畑仕事を。
どっちが何をするのが段取りいいか、繰り返す毎年のことで言わずもがなな春。

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竹の表皮を削り落とす「磨き」

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磨いた竹を割る

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香合用のヒゴも一緒にとっています

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タペストリーヒゴの幅は1.7mm~4mmまでの4種類、500本

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ヒゴの厚みを揃える「箭がけ」の前に浸水させ、竹への刃物の通りをよくします。

「紐」は、数種類のヒゴが混ざらないよう束ねる時に使います。

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ヒゴの厚みを揃える「箭がけ」

今ここ

次は染めになります

染めてから編み、この場合は竹編組を木で囲い、オイル塗装してフィニッシュです。

ところで先日、国立新美術館で草間彌生の「わが永遠の魂」を見てきました
鏡の部屋があるだろうかと、着くまでどきどきして
15年前に松本市美術館でその部屋に入っていらい
いつかまた入りたかった、どこまでも続くドットの光の中
あって嬉しかったです。

東京土産はパン。
てか、どこ行ってもパン買って帰ります。
京都行ってもパン。

 

 

4月4日(火) はれ

3年前の冬の教室の課題だった網代の文庫、白竹での制作

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冬の教室の課題は、飯島と二人で夏くらいから試案する
メンバーを思い出しながら、どういうのだったら作って使って喜んでもらえるかなってとこから始まる
そして、どういう案配の技術にしたら、時間内に完成できるかなとか
意外でしょうが、考えておるのです

2015年課題、網代の文庫は冒険でした
冬の教室は1月から3月の期間、5回か6回のコマ数で作ります

時間内にできなかったら、わざわざレギュラーの教室に来ていただいて補習授業で仕上げてもらう事になるのです
それで、これはそうなりました、すみませんって感じでしたが、決め決めで回るよりも融通がまかり通って面白かったりもします

去年ふとしたきっかけから籠が好きな人って、布も好きな人が多いんだと改めて気がついたのです

今季の冬教室の放課後、前に作った文庫に布を張るという段取りのみのご紹介だったのですが、見てもらう都合上、自分ちのをサンプルに使いました

自家用で領収書入れにして殺伐と使っていたのだけれど
布を張ったら、こくっとしたのを入れたくなるのね

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仕舞って、時折開けては納得するというか
じみっと独りで喜ぶというか

そんな感じを、改めて気が付きましたしだいです

そういうわけで冬の教室、この課題だったら、時間が余るよきっとと勘がささやくとき
作るのを3個くらい用意して、迎え撃っておりますのでした

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2013’ 買い物籠メイン ござ目バージョン

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2014’メイン 茶碗かご 麻の葉バージョン