5月6日(土) くもり時折あめ

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レジカウンターが入りました
オープン7年目の快挙

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カウンターの側板は、馬屋の「落とし壁」だったものです

1階のここは馬屋でした
木曽の大屋根の古家は、家の中に馬屋がありました
農耕馬だった木曽馬は大切だったんでしょうね、馬屋は家の中で一番良い場所にあったそうです
西の谷の馬は、東の木曽山脈が眺められたと、家の中で駒ケ岳が見れたんは馬だけじゃったと大家のお爺さんは笑っておりました
(お爺さんね、96歳になりました)

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落とし壁の板です
製材も自分の手でやっていた頃のもので、大鋸(おおが)の跡が美しい

馬屋に床を張る前は、2mほど掘られていて大きな穴のようでした
馬はこうした低いところに居たんかなあと思いましたが、そういう訳ではありませんでした
ここで「落とし壁」の意味が出てきます

日々、草を刈って馬の下に入れる
それが追々と堆肥になる

堆肥が積み重なると、馬もだんだんと上がってきます
そうした馬の位置に合わせて板を一枚一枚と落とし、壁もまた高くしていったそうです

春になり畑が始まると、そこから堆肥を出し畑に漉き込みます
堆肥がなくなり馬の位置がまた低くなると、落とし壁(板)を全て外す
馬が外を望めるように、心地よい空気が纏えるように
板は壁として作りつけずに、「落とし壁」として一枚ごとだったのですね

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写真左側の窓のところが「落とし壁」でした

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中の部分、今は簾戸で母屋と仕切っていますが
もとは何もなくて繋がっていたのでした

ところで、「おばあちゃんの家と同じ匂いがする」と、時折言われます
おじいちゃんの家と言われない

なぜなの。