月別アーカイブ: 2017年5月

5月13日 タペストリーを作る4・埃付け

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編みあがりました
60cmくらい
次は、埃付け(ほこりつけ)です

まず埃を作る
胡粉(ごふん)・弁柄(べんがら)・松煙(しょうえん)を水で溶き、
その埃と竹編組の活着がよくなるよう少量のボンドを入れます

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紅が足りんと、弁柄を追加

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粉が残らないよう、しっかり練る

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埃、できました

これを水で伸ばして、編組に塗ります

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乾き待ち

乾いたら、次はふき取り
湿らせた布で埃をふき取ります

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表面をふき取り、編み目と編み目の間に入った埃は残すという感じ

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こんな風になります
埃の色目は、好みです
編組の色とか、出したい出来上がりの風情に添って、調合を変えます

これは壁掛けになりますので、こうした埃の色にしました

 
埃を入れる前の編組

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埃を入れた編組

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埃を入れると、くっと編み目が出てきます

埃付けの工程でした
埃を作るときに入れるボンドは、タイトボンドⅢを使っています

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次回は最終、「編組を木枠にはめる」になります

 

 

5月8日(月)展示会ものつくり 保知さん

 

5月19日(金)から展示会、「ものつくり」です

保知充 木工個展
5/19(金)~5/29(月)
10:30-17:00 (24日(水)店休)

 

木工家の保知充さんの作品 - works HOCHI
それと飯島正章の竹工芸品を併せて置きます - 竹工芸閑

保知充さん 
長い間、気になっており続けている作り手です
「ものつくり」の人は、つくる事に邪念というか不純物というか、それがない気がするのです
何が見れるんだろうと思う
何を見せてくれるんだろうじゃなくて、見れるんだろうと思うのです

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水屋
引き違い戸に竹の編組(波あじろ)
水屋-works HOCHI ・ 竹編組-竹工芸閑

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水屋本体は「佛(タモ)」です
詳しくは保知さんのHPギャラリーをご覧くださいーgarelly / Works HOCHI

保知 充
ホームページ →  Works HOCHI
ブログ → 日輪年輪
インスタグラム → mitsuru_hochi

飯島正章
ホームページ → 竹工芸閑

 

 

5月6日(土) くもり時折あめ

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レジカウンターが入りました
オープン7年目の快挙

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カウンターの側板は、馬屋の「落とし壁」だったものです

1階のここは馬屋でした
木曽の大屋根の古家は、家の中に馬屋がありました
農耕馬だった木曽馬は大切だったんでしょうね、馬屋は家の中で一番良い場所にあったそうです
西の谷の馬は、東の木曽山脈が眺められたと、家の中で駒ケ岳が見れたんは馬だけじゃったと大家のお爺さんは笑っておりました
(お爺さんね、96歳になりました)

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落とし壁の板です
製材も自分の手でやっていた頃のもので、大鋸(おおが)の跡が美しい

馬屋に床を張る前は、2mほど掘られていて大きな穴のようでした
馬はこうした低いところに居たんかなあと思いましたが、そういう訳ではありませんでした
ここで「落とし壁」の意味が出てきます

日々、草を刈って馬の下に入れる
それが追々と堆肥になる

堆肥が積み重なると、馬もだんだんと上がってきます
そうした馬の位置に合わせて板を一枚一枚と落とし、壁もまた高くしていったそうです

春になり畑が始まると、そこから堆肥を出し畑に漉き込みます
堆肥がなくなり馬の位置がまた低くなると、落とし壁(板)を全て外す
馬が外を望めるように、心地よい空気が纏えるように
板は壁として作りつけずに、「落とし壁」として一枚ごとだったのですね

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写真左側の窓のところが「落とし壁」でした

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中の部分、今は簾戸で母屋と仕切っていますが
もとは何もなくて繋がっていたのでした

ところで、「おばあちゃんの家と同じ匂いがする」と、時折言われます
おじいちゃんの家と言われない

なぜなの。

 

 

 

5月1日(月) くもり

 

ふと、飯島は今何を作っているんだろうと。
仕事場に行ってみました。

用事がないかぎり、行きません。
その用事も畑の事とか道具を貸してとか。
輪ゴムちょうだいみたいな。

仕事場は別で、お互い深追いしないっていうか。
興味があるもないもなくて
当たり前にそんな事になっているんだなと、
この間気が付いた。

気が付いてしまって、何を作っているんだろうかと思ったので行ってみたら
バッグを作っているところでした。
縁の籐巻き中。

 

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そして
きゅっとしめます

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リズム仕事だなあと改めて思いました。

自分は、編んでいて

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何人たりとも、ヒゴの一本を動かすべからずな状態が編み上がるまで数日続きます。
知らない間に、みりっと動くと分からなくなってしまうのでした。
はよ編んでくれって感じでしょうか。

ちなみにうちの猫は、籠に入らないのです。
猫が籠でくつろぐところを見たくて入ってもらいたく。
調度良さげな家使いの籠に、可愛らしい小布団などしつらえて、さあさあと試みてみるものの。
むりくり抱きかかえて入れてもみて。

猫、飛び出る。

仕付けたわけでもないのに、代々の所作伝えだろうか。
これで養ってもらってるんだぜって。