月別アーカイブ: 2017年11月

11月30日(木) くもり

 

店は、10月末でクローズし
本日は、最終の片づけ
冬の間、いったん退出します

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一階の馬屋
廃校になった妻籠小学校で使われていた椅子

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二階のお蚕部屋
狐崎ゆうこさんの作った椅子

各階に椅子を置いてくる
冬の間、大家のお爺さんが訪れたときよう

掃除をすませ、退出するとき
くるり振り返り、手を打つ

ぱんぱん

それで、一年お世話になったところに挨拶に行く
そうすると白菜とか漬物とか、逆にいろいろ貰うてしまうのでした

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持たせてくれた王滝蕪

ナマスにします
赤い赤いナマスになるの
それにしても、どうやったら、こんな立派なのが出来るのだろうか

今年もまた、畑に頭抱えて一年が終わります
サルも来ない畑と自負していますが、今年は来たのです
一齧りした南瓜一個が、畑に放られておりました

おいしくなかったんだろうか

うちのかぼちゃ。

 

 

 

11月21日(火) 朝は雪

 

小豆が好きで、単純に煮たんが好きです
それで、いよいよこの春、畑に小豆の種を撒きました

ここは標高が高くて、温度差が手厳しいので
野菜が旨い
小豆も旨いわけです

ちなみに豆きびもおいしい
種類はありますけど
大きいのじゃなしに小さいのがおいしい
豆をおおう皮がさ、小さい豆きびの方が柔らかい
実ももちっとしている

それで
ここの小豆、美味しいですよねと
行き会う婆ちゃんに言うても
知らんだよ、ここのしか食べたことないと言われます

大方、誰に投げかけても
ここのしか食べたことない、買ったことない
と言われる

ぎゅっと濃縮されたような小豆なんです

それを自分でも採りたいと思ってこの春、畑に小豆の種を撒きました

収穫は、ほんとに一握りでしたよ、まじ一握り
何分、栽培がへたくそですからね

煮ました

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小豆の煮たの
白玉団子を入れました

奥に写る漆器に山盛って入っているのは
ニラレバです。

 

 

 

11月16日(木) はれ

 

陽が落ちると気温は急降下、1度。

火係が不在
久しぶり、薪ストーブに火を入れる

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薪をとこっと寝せて、竹くずと薄い板をばらまく
薪の上に木っ端
ガスバーナーで、燃えやすいのから焚き付ける
火と一緒に空気もごーっと送り込まれるので、空気を送り込む場所を定めて火を回す

火をおこすにあたり、最初に薪および木っ端をどう積むか空気をどこに入れるかがコツで、
火係のそれを見ぬふりして見ていると薪もガスも無駄がなくて
悔しい

火がおこり、薪一本はあっちゅう間に終わるので一本追加する

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木は樺
樺は、燃え落ちるのが早いのよ

30分後
みごとに落ちたので
もう一本追加

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夜の帳が下り今日が終わるまで、一本追加のこれを繰り返す
あれ、何だか寒いじゃんと思うと火が落ちているので、薪を放り込む

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葱油餅、寒くなると粉を食べたくなるんだか捏ねたくなるんだか、粉物が増えるのでした。

 

 

11月9日(木) はれ

松本市へお神酒の口を作る竹を伐りに行った

山林に入り、びっくり
すこぶる良材
竹が真っすぐだわ、節と節の間は長いわ、具合よく太いわで

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左の姉さんが代々のお神酒の口作りを継いでいる千野さん
右端が地主さん
うちはお神酒の口のヒゴを作る下職

松本のお神酒の口は江戸時代から続いており、国の選択無形民俗文化財になっている
縁起物で、神様をお迎えするための依り代とされ神棚に設える
年末に徳利にお神酒の口を挿し、神様を迎える習わしだそうだ

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お神酒の口を最初に見たのは、20年くらい前だろうか
年の瀬ににぎわう繩手通りを歩いていて見た
青竹だったこともあり、これは長野の竹ですかと尋ねた
松本の竹だと聞き、こんな長い節間の素性の良い竹が長野県にあると知った

そして今から8年前、何かに導かれるように飯島がそのヒゴを作るという下職をすることになったのである
以前は亡くなられたお父さんがヒゴを作っておられたのだった

千野さんの記憶に残るお父さんの技、それに基づいた飯島への懇切な伝えがあって今にいたる

竹を選ぶのは千野さんの眼
一年物の竹に印をつけて置き、翌年、翌々年に使う

それで、この二人はやたらコンビネーションが良いのです
何指図するでもなく互いに黙々と呼応するのでありました

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伐った竹に印を入れる

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年末に向けて、お神酒の口作りが始まりました

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六年物の神酒口
大切にしている

 

11月8日 あめ

 

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筥と香合

伊那谷の竹で作りました
伊那は、中央アルプス超えた向こう側なんですが、細工に適した真竹が生えています

近場の竹といえば木曽の大桑村の真竹も使います
地元木曽で細工に使える竹は、南木曽、大桑村が北限で、ここ上松町になると気温が低くて大きく育たず、硬いので細工には適さずです
もっとも、これが淡竹(はちく)になると使えます
ここいらの農家に残る養蚕籠を見ると、スズ竹と淡竹の併用じゃないかと解釈しています
編み目部分はスズ竹で、がっちり決め込む必要のある縁は淡竹

そして、ここに淡竹が多いのは、筍が旨いってのもあるかも
真竹は苦竹とも書き、掘りたてでなければ苦味が強い
売り物にもならず、竹細工にも使えずという案配から淡竹が多いのかもしれないです

筥を作るのに、木曽谷の竹も伊那谷の竹も使います
その時にある竹で作ります

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内布は龍

うちとしては珍しい柄です
普段は私が布を探すのですが、これは飯島御用達
籠に布を合わせるのは楽しい作業で、こういうのも有りやなあと思った事でした。

 

 

 

11月4日(土) くもり

 

秋は、美味しい
素材がおいしいというか
天然きのこにはじまってじゅんぐり

芋掘りを手伝ったら、芋賃金をくれた

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嬉しくて、使う

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きんぴら入り里芋揚げ団子(レシピは暮らし上手から)
間引き人参と葉の天ぷら
ハゼの唐揚げ

籠は、こっぱち

揚げ物は、天ぷら紙を敷かずに盛る
染みが気になるってないかなあ

亀甲盛り皿とか器になる籠は、阿仙で草木染める
薄い色に仕上がるので、染みが気にならないのだろうか

繰り返し使ううちに、油や色々が染み込んで、広がって、馴染んで
いい案配になっていくというか
そんな感じ

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4年使用のこっぱち

使い終わって、普通に洗剤つけたスポンジで洗い、テーブルの上に置いておく乾くまで
籠のお手入れは、したことがなく
天ぷら置いたら、オイルでまんまお手入れになるだろうを繰り返す

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染め場の景気も秋になり

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来春、花のほころびを喜びたくて、オオソニガラムを植えました。