月別アーカイブ: 2017年12月

12月12日(火) くもり時に雪

 

冬来ていて、寒い
昼で-1℃、晴れ間がでないと寒い

11月、東京で観たい展示会が3週末続いてあった
3週連続江戸詣ではできず、2つにした

1つは、藁細工
武蔵野美術大学の民族資料室に行った
藁細工は、一人の女性自らが収集されたもので、そう大きくはない部屋の壁面に各地方のしめ飾り、中央の台に藁の亀などが置かれてあった

こりゃすごいわと思って

藁を束ねて綯われたしめ縄の乱れのなさ
シンメトリーではないお飾りも、ざわつきがなく
作られた方のバランス感覚が見事だなあと思った
そうした心地の良い感覚が、計らなくてもあったんだろうかなと考える
何にしろ、形は作れる人には作れるように思う
その中でも、惹くものにはやっぱ静かな力があると思う

見に行ってよかった

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no.73 山形県のしめ飾り
これ見れただけでも、行って良かった

方向音痴なので案の定、行きも帰りも迷う
逐一に不安になるのです、私は行けれているのだろうか、帰れているのだろうかと
老若男女聞きまくって、交番で聞いた玉川上水に添って歩いて、太宰を思い出す

民藝館行って、帰山

次の週は、古布を見に行った
気になっていた古裂古美術蓮さんの展示会
人出の多さにびっくり
開店直後は、店の外までお客さんが並んでいたそうだった

この日は飯島と車で行ったので、銀座の駐車料金がはんぱなかった

誰かに会えそうと思っていたら、信州の知り合いに会う
その方が、駐車は他所にして、電車で移動するといいと教えてくれる
他にもいろいろ教えてくださったので、次回からはそうするつもり

駐車料金でもう一枚買えたじゃないの、だった

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その時に求めた冊子、「裂のほとり」
文章に香りが纏う

こうしたのを読めると嬉しい
私のような布を知らない者であっても、はじかれることなく安心して読める
知識の豊富さが並みならないのだろうな、だからだろうなと思う

それにしても布というのは、何故捨てられないのだろうか
もう使えないという寸法になっても、取っている

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しめ飾りを見に行った数日後、久美ちゃんに「藁のお飾りを見に行ってきた」と言ったら
「うっわ、いいな。タイですか」と聞かれた
そうか、タイにも藁のお飾りがあるんだ、見たいなと思いながら
「日本の」と答えました

久美ちゃんのタイは、鯛でした
木曽のしめ飾りは、鯛です。

 

 

 

 

2017’ 12月7日(水) ねこはんてんのwebショップ

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ねこはんてんの通信販売ページができました。
別のサイト、baseという通販サイトにアップしました。

こちらです → 『 木曽蝸牛 』
 

古い着物の再利用ですので、寸法は様々です。

・ フリーサイズ  4,000円
    着丈が約55cm前後 

・ フリーサイズ (手針) 4,600円
    和裁士の手縫い

・ ねこ短     3,600円
    着丈が45cm~50cm未満のねこ

・ ぶっきらねこ  3,000円~
    アウトレットですが、暖かく着てもらえます

着物を解いて、取れる布を模索しながら作りますと、サイズが異なるのができます。

ねこ短も、そうして生まれました。
短くても、背中と腰が暖まる寸法です。
この上に一枚羽織ると、ねこが隠れます。
 
【ねこの洗い方】
手洗い、ホームクリーニング
(洗濯機は使わないでください)
 

ねこはんてんを探しておられましたら、どうぞ覗いてみてください。
ねこはんてんって何、という方もぜひ!
 

ねこはんてんのwebショップ 
『 木曽蝸牛 』

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12月6日(水) ねこはんてん

 

通信で販売する「ねこサイト」を、明日アップする予定です。
よかったら、のぞいてみてください。

ねこを最初に見かけてから20数年。
なんで「ねこ」と言うのだろうかと思い続けて、数日前にようやく辿り着いた感じがしています。

「ねこ編み」という編み方から来ていると思います。
ねこはんてんの形状は、もともとは藁で編んでいた細工物だったと思っています。

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「くらしの造形」5 武蔵野美術大学美術資料図書館発行

この編み方が「ねこ編み」だそうです。
はんてんのみならず、敷物や運搬具に、ねこ編みが用いられ、それらは「ねこ」と呼ばれたり、呼び名の一部に「ねこ」が入っていました。

そののちに、養蚕農家が出荷できない屑真綿(繭の中にお蚕さんが二匹入ったり、お蚕さんが繭から出てしまって穴が開いたり)を家人様に背中を暖める当てとして、藁の背当ての形状を基にし、布で真綿をくるむようになり「ねこはんてん」となったのではないだろうかと想像しています。
ちなみに、地域によっては、寒い冬場に真綿そのままを背負って「わたっこ」と呼んでいました。
風邪を引きかけた時など、真綿を首に巻いたりしたそうです。

何故ねこの語源が分かったかというと
木曽町に図書館が出来たんですよ。

それまでも、県内の町史や村史など見れる範疇で見ていたのですが
それら「ねこ」の付く共通点が分からなかったのでした。

ねこ編みですってよ。

木曽町図書館で借りた「手づくり 信濃の美1」の文中、背中当ての写真に添われた文章に書いてあったのでした。

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『ねこせなかち  …. 藁で厚くねこ編みしたものが、この「ねこせなかち」である。秋山郷には、ねこせなかちだけでもいくつものタイプがある …. 』

編み方を見て、あれもこれも、それだったんだと思った事なのでした。

「ねこはんてん」は、特別な物でもなんでもなくて
伝えられたままの、ふつーに、ねこはんてんとして作っています。
着物も上等なのは、着た方が良いと思って解きません。
普段着だったであろうの布を解いて洗いなおしております。
てか、布の知識がないので、種類がよく分かっていないのですけども。

アップしたら、どうぞ見てください。

良かったら、着てくださいね。

 

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古い着物は、柔らかいのです。

そうそう、なぜ養蚕農家がと考えたかというと、うちの集落が昔養蚕農家でして。
「ねこはんてん」の作り方を集落のおばあさんに教わる時、「真綿を用意してくれろ。ねこには真綿を入れるだい」と言われたのでした。

その後、蝸牛のねこはんてんを作り続けてくれた中沢のおばあさんのにも、必ず真綿が入れられていて、そこから、ねこはんてんの来し方みたいなのを考え始めました。

もっとも、時が流れて形は同じくしてねこ編みでないものを、そのまま「ねこ」と呼んだりする様になるのは、いろんなところで普通に有るように思います。
なので「ねこはんてん」に真綿が入っていないのも、ありだと思うし、最初から木綿綿で作られ始めた地域もあると思う。

私は、お婆さんたちのままに、真綿を入れているのでございました。

 

 

12月2日(土) はれ

 

大根の収穫が終わる
大根だけはよくできる、と思う
土地に合っているんだろうか

抜いて葉を落とす

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美味しそうで、しかたがない

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葉を大中小とわける

小を浅漬け
中を醤油炒め
大は乾燥させる

それで毎年
同じことをしている

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握る

こわくて硬い外側の葉は
茗荷畑に放る

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一昨年、お爺さんに教わった

茗荷が出来るころ、いつもそれに気づかずにいて
あれと思うと、すでに茗荷の花が咲いているのであった
なんでだろうかとお爺さんに話したら「土が硬い、昔から屑は茗荷畑に放れと言うのは、屑(藁とか野菜の端)を重ねて土を柔らかくして、かつ屑の嵩を高くしていれば、上から触ってもその下に出ている花が咲く前の茗荷があることに気が付く」

それで、一昨年から気にとめて、そうして今年花が咲く前に茗荷が分かるようになりました

長い年月自然とともにあって、その経験値からくる道理がさ、確かになあと思う

循環型とか、考えていないのだけれど
そこに放れる所があって、それが自分とこの収穫につながるからそうしている
ムリはしない、つかれるので出来ることだけよ。