8月22日(水) はれ

今日は茗荷です。
茗荷にからめまして、たまには竹籠の話をば。

茗荷はいっぺん大量に出来ます。
朝も早よから採って洗う。

8-22

8-22q

右の籠は松本の竹教室で作った課題の見本で、麻の葉編みの小物入れです。
左に立てかけている籠は、万石(まんごく)。
これは大分ので、福岡にも違う形の万石と呼ばれる籠がかつて存在していました。
形の違いは現場用途の違いかと考えますが、いずれも重量のあるものを運ぶ籠だと思います。

写真の万石は30代(当時)の方が作った籠で、8年ほど畑とかの外作業に使っています。
縁が厚く物を入れて運びやすいです。
力作業に案配良いよう形作られてきた籠だと思います。

籠を作る時、必ず縁を針金で絞り固定し形づくります。
そうしておいて固定した縁がゆるまないよう針金を切りながら少しづつ竹や籐などで縁を巻きます。
写真の万石は、縁巻きの一歩手前で針金巻きの段階。
なのですが、これで完成しているといえばしているのです。

竹のみで作った籠は、針金で縁を巻いた籠と違い土に戻るので地球に優しいと読んだりしますが、作る時に針金は必ず使うので、どっちが針金を捨てるかというくらいのものです。
外仕事で使う籠は、農工の人など針金が切れたら針金で修理することができるでしょうから、縁の手ぬるい籠を使うとするならば、針金の方がそうした方々には返って親切じゃないかと考えます。
竹や籐が切れたら、修理はちと難儀。

籠の要は縁です。
縁をきりっと作っている籠は、他の場所も抜きがなく作られているように思います。
人が作るものですから、そうなりまさあなあ。

8-22w

右の籠には花が咲く前の茗荷、漬物用
左に採りそびれて花が咲いて柔らかくなった茗荷、薬味に刻む用

8-22e

洗って出た屑を集めて捨てる

8-22y

籠はしばらく水の中に入れて汚れをほとびらせ、たわしに台所洗剤をつけて擦り、天日に干します。

8-22t

茗荷三昧
売るほどあって、畑にまだある。

甘酢漬け、醤油漬け、保存にいそしむ。

IMG_3104

おばあさんに漬ける前に瓶を消毒しますかと聞くと、しないと笑う。
茗荷とか生姜の土中物は、液を煮立たせて生にかける。
後からできて一緒に漬けたい時は、一回湯通しして追加。
冷蔵庫にいれときゃ1年以上もつのだそうで、それ以上は食っちまうから知らんのだそうだった。

めんどいので消毒は辞めよかな。
人にあげる時だけで、自分ちのはやんなくていいかな。
大家のお爺さんのカリカリ梅も瓶の消毒している風はないしなあ。

8-22

茗荷の花が好きです

万石(まんごく)の古物福岡バージョンは、カフェ十三月が猫入れて運んでいる気がします。
小谷村のカフェ十三月