カテゴリー別アーカイブ: 閑の籠・仕事

3月19日(日) はれ

春の兆しを感じるものの、芽吹きはもう少し先かなあ
毎年4月に最終の雪が降るので、ゆだんならないところ

花より団子を作る

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五平餅のたれをいただいて、おいしいうちに使いたかった

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たれは、えごまとくるみをすり鉢であたり
醤油や砂糖、みりんを混ぜて作るらしく、まだ作ったことない

五平餅以外に何が合うかなと考えて、団子をつくった
団子は、キチキチっと歯ごたえのあるのが好み

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どうせ作るなら、きな粉と餡も作らねば
餡は、こし派と粒派がいるので、中途半端につぶす

もしかして
たれは、白和えにも良いかもと
作りましたら

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合った!

蕗の薹が出たら素揚げして、たれと白和えようと思いました。

 

1月22日(月) 蕎麦ととり天

昨晩、飯島が蕎麦を打つというので、とり天を作りました。
何故かしら蕎麦には、とり天。

蕎麦は二八で、木曽の蕎麦粉を使っています。

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一人前
麻の葉編みの皿、脚つき

この皿は、もともと蕎麦用のザルとして作りました。
直径22cmです。

神奈川にある蕎麦恵土さんからの依頼で、やりとりを繰り返し試行錯誤して、出来ました。
最初に作ったのは、亀甲編みでした。
その後に、三合菴さんから麻の葉編みの依頼をうけ、以降、「亀甲」と「麻の葉」の二種類を制作しています。

これね、編み目の穴から、水は漏れないのです。
穴の寸法と、表面張力なのだそうです。
水の切り方もあるのでしょうかね。
とりあえず、うちはザルの下に皿を置かずに使えています。

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蕎麦ザルは在庫がなく、ご注文をいただいています。
竹を伐りに行った時に(秋冬に伐ります)、ザルを作るのに案配良い竹があったら、作れるという風です。
そういう制作なので、お引渡しまでの期間は頼んでくださった時によって異なっています。
すぐにお渡しできたり、お待ちいただいたりとなっていて(恐縮至極)。
どうぞ良かったら、ご注文は随時メールか電話で承っております。

竹工芸閑 - お問合せ 
蝸牛 メール kagyuukiso@gmail.com

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しかし、蕎麦って勝負が早いわ。
打って茹でて食べる。
通じゃないってのもあるのでしょうけど。
かえしは市販の麺つゆです。

次回はとり天の事を作り方とともに書きます。
私は、もも肉派です。

 

12月22日(金) はれ

 

バッグです
鎧ざしという編み方

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表布は真木香さんの絹地、組紐は工房多津蔵です。

籠本体ができると、縫製を請け負ってくださっている方へ布と籠をお渡しし、バッグに合わせて巾着等を縫ってもらいます

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籠の色と布の色目、両方の風合いを見て、組紐はこの色が良いかなと予想をたてます
組紐は手打ちで古代紫は四つ打ち、灰系は八つ打ちです

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伊那谷の竹を割ってヒゴを作り、阿仙で草木染めし、編みます。

ヒゴ作りが仕事の6割(染めも入れて)、編むが3割、縁をつけて成型するのが1割の仕事です。

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フリーハンドで編みます。
どの細工も型枠を使わず編むので、どれも同じにならないのでした。

 

 

 

11月9日(木) はれ

松本市へお神酒の口を作る竹を伐りに行った

山林に入り、びっくり
すこぶる良材
竹が真っすぐだわ、節と節の間は長いわ、具合よく太いわで

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左の姉さんが代々のお神酒の口作りを継いでいる千野さん
右端が地主さん
うちはお神酒の口のヒゴを作る下職

松本のお神酒の口は江戸時代から続いており、国の選択無形民俗文化財になっている
縁起物で、神様をお迎えするための依り代とされ神棚に設える
年末に徳利にお神酒の口を挿し、神様を迎える習わしだそうだ

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お神酒の口を最初に見たのは、20年くらい前だろうか
年の瀬ににぎわう繩手通りを歩いていて見た
青竹だったこともあり、これは長野の竹ですかと尋ねた
松本の竹だと聞き、こんな長い節間の素性の良い竹が長野県にあると知った

そして今から8年前、何かに導かれるように飯島がそのヒゴを作るという下職をすることになったのである
以前は亡くなられたお父さんがヒゴを作っておられたのだった

千野さんの記憶に残るお父さんの技、それに基づいた飯島への懇切な伝えがあって今にいたる

竹を選ぶのは千野さんの眼
一年物の竹に印をつけて置き、翌年、翌々年に使う

それで、この二人はやたらコンビネーションが良いのです
何指図するでもなく互いに黙々と呼応するのでありました

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伐った竹に印を入れる

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年末に向けて、お神酒の口作りが始まりました

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六年物の神酒口
大切にしている

 

11月8日 あめ

 

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筥と香合

伊那谷の竹で作りました
伊那は、中央アルプス超えた向こう側なんですが、細工に適した真竹が生えています

近場の竹といえば木曽の大桑村の真竹も使います
地元木曽で細工に使える竹は、南木曽、大桑村が北限で、ここ上松町になると気温が低くて大きく育たず、硬いので細工には適さずです
もっとも、これが淡竹(はちく)になると使えます
ここいらの農家に残る養蚕籠を見ると、スズ竹と淡竹の併用じゃないかと解釈しています
編み目部分はスズ竹で、がっちり決め込む必要のある縁は淡竹

そして、ここに淡竹が多いのは、筍が旨いってのもあるかも
真竹は苦竹とも書き、掘りたてでなければ苦味が強い
売り物にもならず、竹細工にも使えずという案配から淡竹が多いのかもしれないです

筥を作るのに、木曽谷の竹も伊那谷の竹も使います
その時にある竹で作ります

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内布は龍

うちとしては珍しい柄です
普段は私が布を探すのですが、これは飯島御用達
籠に布を合わせるのは楽しい作業で、こういうのも有りやなあと思った事でした。

 

 

 

11月4日(土) くもり

 

秋は、美味しい
素材がおいしいというか
天然きのこにはじまってじゅんぐり

芋掘りを手伝ったら、芋賃金をくれた

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嬉しくて、使う

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きんぴら入り里芋揚げ団子(レシピは暮らし上手から)
間引き人参と葉の天ぷら
ハゼの唐揚げ

籠は、こっぱち

揚げ物は、天ぷら紙を敷かずに盛る
染みが気になるってないかなあ

亀甲盛り皿とか器になる籠は、阿仙で草木染める
薄い色に仕上がるので、染みが気にならないのだろうか

繰り返し使ううちに、油や色々が染み込んで、広がって、馴染んで
いい案配になっていくというか
そんな感じ

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4年使用のこっぱち

使い終わって、普通に洗剤つけたスポンジで洗い、テーブルの上に置いておく乾くまで
籠のお手入れは、したことがなく
天ぷら置いたら、オイルでまんまお手入れになるだろうを繰り返す

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染め場の景気も秋になり

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来春、花のほころびを喜びたくて、オオソニガラムを植えました。