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8月15日(月)くもり

8月の営業、本日最終日です。
どうぞ、お出かけください。
お待ちしております。

9月のopenは、9/10日(土)- 9/25(日)の15日間です。 

 

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京都の籠をもう一本
古民具です
縁に特徴があって、幅が広い
沢山の野菜など入れて重くなっても持ちやすいんだね
くっと縁に手がかかって力が入る

補強として、四方の角に沿って真竹の太いのが入っています
そのうえで、胴体の編みの部分と縁が外れないように丸籐を回し掛けている

京都の古民具の籠、好きなんだよね
しとっとした湿な風情があって、それが力強さを伴って
好みですけどね、古民具の籠は京都、広島・岡山あたりの中国地方、そして山形が好きです
広島の祝い籠、山形は根曲がり竹のじゃばら縁、庄内の祝いばんどりとか惹かれます

木曽に真手(まて)という言葉があって、実直に手を動かして正直な仕事をするというような意味
あの人の仕事は真手だわという風に使います
いつか言われてみたいものですわ

さて、お盆が来ると、秋が来る
風が変わったと思うと赤とんぼが舞い始める

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すいと秋になりました

 

 

8月13日(土) くもり時々はれ

ukago

京都からはいった籠
口径が52cm、胴張りの部分が60cm、高さ48cm

鵜籠かなあと思うんだけど

最初はロープがついているから行商で天秤棒に前と後ろにかけたかなあと考えた
でもそれにしては籠が大きい

そして上部に皿

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ちなみに岐阜の鵜籠は、六つ目編みで作られている
それで鵜を入れて運ぶ機能が満たされるのだろうから
鵜籠だとしたら、ここまで緻密に編んでいるのはなぜだろう

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縁は蛇腹巻き
真竹の身竹を使っているから、経年使用でささくれだって切れかかったか
補修で針金を巻いてある
それが何か格好良い

ヒゴ幅は1mm
底は網代で編まれている
だから立ちヒゴの本数が多い

例えばヒゴ幅2mmで、立ちヒゴがここまで多くないとすると
雑駁に考えれば、籠1個作るのに、時間は半分ですむ

 
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京都の民具系の籠は、持ち運び勝手の良いように縁幅が広いのが多く、そして補強ががっつりしている
どしっとして好きだ

手練れな職人の出来上がると同時にすぱりと自分が離れて後を引かない潔さ

何に使われたかを通して、こう緻密でかつ頑強に作る職人の意気を覗きたい